ノーコード、ローコードについて
- 2020.08.06
- プログラミング・技術・開発
- 解説

最近、話題になってきたノーコードについて調べてみた。
少し前までWebサイトを作るには、HTMLを書いて作るしかなく、ハードルが高かったが、今ではWordPressによって、みんながコーディングをせずにWebサイトを作れるようになった。
ノーコードによって、アプリやシステムもみんなが簡単に作れる未来が来るのか楽しみですね。
ノーコード(NoCode)とは
プログラミングをせずにWebサイトやアプリを開発することを言います。
用意されたパーツをドラッグ&ドロップをしていき組み立てていきます。
ノーコードのプラットフォーム
Glide
Glideは2018年にスタートしたサンフランシスコ・ベイエリア発のスマホアプリ(PWAアプリ)作成サービスです。
最も特徴的なのは、Googleスプレッドシートをデータベースとして使用できる。
Adalo
Adaloは2018年にスタートしたアメリカ・セントルイス発のWebアプリケーション開発サービスです。
大きな特徴は、Webアプリ(ブラウザ閲覧)とスマホネイティブアプリ(スマホ閲覧)の両方のアプリを開発することができることです。
Bubble
Bubbleは自己資金で立ち上げられたスタートアップで、プログラミングのできない人でもウェブアプリケーションを作れる強力なサービスを提供している。
大小さまざまな企業が自社ウェブサイトにBubbleを利用している。
ノーコードのメリット
テンプレートが用意されており、開発スピードが格段に速い。
ノーコードのデメリット
できることとできないことがあり、テンプレートからの拡張に限度がある。
ノーコードで作成されたアプリ
結婚式のご祝儀をオンラインで届けるアプリ
https://bridal-renovation.com/
テイクアウトを行っている飲食店を表示するアプリ
https://app.takeoutgohan.com/
Amazonの新商品リストと商品の値下がり・復活を通知するアプリ
https://r3o0s.glideapp.io/
【補足】PWA(Progressive Web Apps)について
モバイル向けWebサイトをスマートフォン向けのアプリのように使えるもの。
PWAを実装することでプッシュ通知やホーム画面へのアイコン追加など
アプリの特徴的な機能をWebサイトに持たせることができる。
【補足】ローコード(LowCode)とは
大部分をNoCodeの手法で進めつつ、コーディングが必要な部分だけはコーディングするという手法です。NoCodeの弱点を補うことが出来るといわれています。
こちらを生かすとエンタープライズレベル(企業レベル)で開発が可能になり、将来的に大企業も含めた社内システムの構築分野まで切り込んでいけるでしょう。
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