【初心者向け】プログラミングのループ処理で注意すべきこと
- 2020.07.13
- プログラミング・技術・開発
- プログラミング

ループ処理を書くとき、考えなしにすべてループ内に書いていませんか?
ループ処理は、プログラミングの中で特に注意して書かなければいけません。
考えなしに書けば、どんどん処理が重くなり、処理が終わらないということになってしまいます。
今回は、そんなあなたにループ処理で注意すべきことを解説していきます。
変数宣言は、ループ処理外に!
例えば、変数宣言をループ内に記載してしまうと、ループした回数分、変数作成されてしまいます。
悪い例×
for (int i = 0 ; i <= 10 ; i++) { String str = i + "回目"; }
良い例〇
String str = ""; for (int i = 0 ; i <= 10 ; i++) { str = i + "回目"; }
言語によっては、上記のことが当てはまらない場合があるので、一概に言えることではありません。
筆者は、基本的な考えとして、ループ内に宣言はしないほうがいいと思っています。
https://qiita.com/mtanabe/items/062647322987901f5237#%E3%81%8A%E3%81%BE%E3%81%91
条件文は、なるべくループ処理外に!
場合によっては、ループ処理の中に条件文を書かなければいけない場合もありますが、ループ外にかける場合は、なるべくそうしましょう。
悪い例×
for (int i = 0 ; i <= 10 ; i++) { if ( (test == 0) and (i != 10) ) { str = i + "回目"; } }
良い例〇
if (test == 0) { for (int i = 0 ; i <= 10 ; i++) { if (i != 10) { str = i + "回目"; } } }
上記のように、if文は固めて書いたほうがきれいに見えるので、書いてしまいがちだと思います。
しかし、処理速度のことを考えると、ループ処理に入る前に判断したほうが良いことになります。
まとめ
今回は、ループ処理のみに限定して書きました。
処理速度のことを考えながらプログラミングすることは、重要です。
ユーザが一番気にするのは、やはりレスポンスが良いか悪いかです。
デザイン的ですばらしいサイトを作っても、レスポンス悪ければ、使用される機会が減ってしまうので、注意しましょう。
P.S
最近、きれいにコードを書くには、どうすればいいのか勉強しています。
可読性を上げれば、自分が書いたコードを説明する手間も省けますし、次回の改良時に改めて解読する手間も省けます。
一時しのぎのコードではなく、先々のことを考えてコードを書かなければいけないとつくづく実感しています。
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